ネットワーク構成例のご紹介①
●iDC(データセンター)利用の場合
お客様のサーバを、弊社がデータセンターにお預かりして、例えば東京本社-大阪支社-倉庫の受発注業務を一元管理します。また、データのバックアップ・ソフトウェア保守などのメンテナンスを全て受託いたします。
データセンター利用によるメリット
- サーバ機器のための専用の保管ルームや、空調設備が不要。
(本社設置の場合、専用の空調を準備するなど必要が発生する) - データセンター(iDC)ではサーバ機器のための、電源設備が2重化されており、停電時のバックアップ電源が装備されている。
(本社設置の場合、ビルの電源設備点検のために停電が発生する。また不慮の停電に備えるために各サーバに無停電装置などが必要) - データセンター(iDC)は、24時間、365日入館可能であるため、サーバ等の障害時に深夜・休日でも対応が可能である。
(サーバの管理・運用を外部業者に委託することが容易になる) - 広域事業所展開時(本社、支店が存在する場合)では、サーバ設置場所で電源などの障害が発生した場合、支店でもシステムが運用できなくなってしまうが、データセンターが稼働しているかぎりは、支店には影響を与えない。
- WAN(広域ネットワーク)用のソフト(MetaFrameなど)を使用することにより、各PCのマシンスペックに影響されないシステム環境を確立できる。
運用実績
物流系:
【メーカー/機種名】 DELL
【OS】 Windows 2003 Server
【リモート】 Ctrix MetaFrame
【業務ソフト】
OBC 商蔵奉行21 40クライアント
【業務内容】
- サーバ構築(データセンター利用)
- 東京本社・大阪支店・物流センターの拠点間接続
- 業務ソフト及びオプションソフトの選定
- 業務ソフトのマスター構築・過去データ変換
- 運用サポート(定時バックアップ・倉庫データ受入・ソフトウェア保守・ハードウェア保守)
- ヘルプデスク 電話によるオペレーション等の問い合わせ対応 等
必要条件・環境
- インターネットVPNを使用するためには、本社とiDC(データセンター)インターネット回線は、固定IP〔グローバルIP)が必要となります。
- iDC側のインターネット接続回線については、回線品質を考慮しBフレッツ以上の回線が必要となります。
- インターネットを使用するため、ファイアーウォールなどセキュリティー対応のできるルータが必要となります(事業所、iDC共)。
- iDCと本社をネットワークで結ぶため、本社のネットワーク(IPアドレス)の体系を変更する必要があります。